ぼく ぼくのバックステージ005 読者の方からの声その1 こんにちは。ぼくです。 最近の話は少しお芝居そのものから離れて、登場人物の心理についての描写が多いので、あまりウケがよくないです。その中でも、毎回読んでくださり、お声を聞かせてくださる読者さんもいらして感謝感謝感謝です。 ... 2019.10.09 ぼく
第4章 ガラスの仮面SS【梅静059】 第4章 運命の輪(1) 1984年春 亜弓が主役となる第1期紅天女は3月3日を開幕とし、演目名は「復刻 紅天女」と名付けられた。演出は原作に忠実におこなった小野寺の演出をそのまま採用し、試演で披露した舞台を磨き上げ開演の日を迎えることになった。時間がないことも含みおき、稽古は... 2019.09.02 第4章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静058】 第3章 確かな息吹 (15) 1984年春 第3章終 マヤはドラマを受けることになり、まずはそのままパスポートの準備をすることになった。 キッズスタジオにいた全員にとってあわただしい一日となった。 黒沼は翌日、黒沼組メンバーへの説明をすることにした。真澄がリストアップしているオフ... 2019.08.29 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静057】 第3章 確かな息吹 (14) 1984年春 「確認?」 「ええ。ここまでずっと一緒にやってきた黒沼さんと桜小路さんが、亜弓さんと組むの。それ平気かしら?ずっとあなたが阿古夜だったところに亜弓さんがとってかわるの。気持ち、おだやかでいられる?その確認をしたいのよ。」 マヤ... 2019.08.29 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静056】 第3章 確かな息吹 (13) 1984年春 会見翌日 朝 キッズスタジオ マヤと麗がスタジオに着いた時には、黒沼、桜小路、速水、水城が既に揃っていて、話し合いをしていた。 「そこまで考えてくれているとはな。」 黒沼は満足げに真澄に向かって言った。 「はい。正... 2019.08.29 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静055】 第3章 確かな息吹 (12) 1984年春 会見翌日 朝 「やはりこちらにいらっしゃったわ。おはようございます。」 満面の笑みをたたえて、優雅な足取りで亜弓は赤目が座っているテーブルに近寄った。 皇居が見えるホテルのカフェは開店したばかり、先客は赤目だけ。亜弓を見... 2019.08.28 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静054】 第3章 確かな息吹 (11) 1984年春 亜弓の家をあとにして… 亜弓さんの家から、久しぶりにアパートに戻ると、麗の酔いもすっかり冷めていた。 「ホテルもよかったけれど、ここもいいね。ここが我が家だね!」 とマヤがことのほか元気に言った。 すると麗はマヤと... 2019.08.26 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静053】 第3章 確かな息吹 (10) 1984年春 亜弓の家 つづき 「ほう。興味深いことを言うね。麗さん、亜弓よりちょっと年上かな。よく考えて、観察しているね。面白いね。よし、とっておきの日本酒だそう。飲みながら話そうよ。梅乃さん、あれ、だしてくれるかい?麗さん、どっちがいい?冷?... 2019.08.12 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静052】 第3章 確かな息吹 (9) 1984年春 会見終了後 亜弓の家へ 成城にある亜弓の家はいわゆる豪邸であった。この高級住宅地に高い塀と大きな門。門が開き、車が敷地内に滑り込んでいくとき、思わず、マヤと麗は同時に、 「お城!」 と声を合わせて言った。思わず、3人で顔... 2019.08.10 第3章
第3章 ガラスの仮面SS【梅静051】 第3章 確かな息吹 (8) 1984年春 会見終了後 新橋のバー・スプリーム 「おう。先日、こいつを車で拾ってくれたんだってな。ありがとうよ。」 と黒沼は赤目に言った。 「ああ。偶然だったよ。それより、おい、お前、紅天女、北島さんに決まったな。おめでとう。お... 2019.08.06 第3章