こんにちは。ぼくです。
最近の話は少しお芝居そのものから離れて、登場人物の心理についての描写が多いので、あまりウケがよくないです。その中でも、毎回読んでくださり、お声を聞かせてくださる読者さんもいらして感謝感謝感謝です。
どのような声が届いているのか、少し、シェアしたいと思います。送って下さった方のお名前は伏せます。
紅天女の結果が中途半端じゃないですか?
「梅静」では、紅天女を保存するために、マヤも亜弓も関わることになり、二人とも、実際には紅天女を演じることはできる、その上で、本来競ってきた上演権に相当するものはマヤに決定。しかし、新しいオーシャンシアターでの復刻紅天女は亜弓がまず演じます。
これが読者のみなさんにとっては消化不良に感じる方がそこそこいらっしゃるようです。原則、「どちらかに決めてよ!!!」という30年の欲求不満があること。これがきれいに解消はされていません。さらに、
「マヤが選ばれているのに、なぜ、マヤが先に上演しないのか?」
という疑問やもやもやが残るようですね。数名の方からこの感想をいただきました。
ぼくがこの流れにした理由はなんといっても、ラストはスーパーオペラ「紅天女」でしか見れない、ということにあります。それもダブルキャストの雰囲気があるので、もうこれは30年待った人に対しての姿勢として???なので、「では、なんでもありにして、今の令和時代のマヤまで書いてやろう」と心新たにしたからです。
はい。『紅天女』、ラストは舞台を観てのお楽しみ。 https://t.co/PB5Ev5OBdM
— 美内すずえ (@miuchibell) October 1, 2019
どちらかに決まることだけじゃあ、30年待ってそれでいいのですか?っていう想いが強くて。それは、この間も書きました。
そこに加えて、亜弓さんは視力を失う設定を考えているので、まず、亜弓さんの目が見えるときに、月影先生からの伝統的な紅天女を演じてもらいたいと思ったのです。さらに、マヤは、マヤに落ち度の原因はなくても、テレビ業界には不義理のまま。乙部さんが悪いのですが、不義理をしたのはマヤ。マヤの性格からして、そのまま、知らん顔で「あたしは悪くない」とテレビに復活することはできませんし、テレビなくしては、演劇の成長や広告がありえないので、一回線を引く機会を持たせてから紅天女の舞台に立ってもらいたいと思っています。
真澄が情けない、ずるい男になっていて悲しい
本当にそうですね。紫織を切り捨てることができないことがわかっていながら、マヤと一夜を過ごし、マヤは子供まで授かり流産してしまう。なのに、真澄はマヤに対して何もできないまま。紫織との入籍を済ませ、カタチだけの夫婦ながらも、「すまない」「大人になってくれ」だけで誤魔化している?状態です。
なさけないぞーーー。
ぼくもこれを書きながらそう思っています。
ぼく的には真澄のほうがずっと好きだし、かっこいいと思っているので、このような情けない姿を書くのはココロがチリチリしますが、どうしてそうするかに関しては、またもう少ししたらぼくの考えをお伝えしたいと思います。まだしばらく情けない人でいてもらいます。でもその分、仕事はバリバリやって、時期はちょうどバブル期のはじめになっていくので、大都はどんどん稼いでもらおうと思います。
紫織さんを悪者にしすぎじゃないですかね?
はい。めちゃ悪者にしていきます。紫織さんのことをお好きな方、ごめんなさい。でも、悪意はないながらも犯罪に近いことまでしちゃうくらい真澄に執着させ、マヤをうっとうしく感じてもらおうと思います。世間知らずながら、地頭は良く、いろいろな妄想したり、悪事を画策してもらおうと思っています。
亜弓と桜小路の組み合わせはヤメテ!
ごめんなさい。マヤにとっての一真は桜小路だけとマヤは伝えましたが、どこかで亜弓と桜小路のキャストで舞台を演じてもらおうと思っています。その時はもちろん演出は黒沼さんです。黒沼組からマヤが外れる形になりますが、これは、みんなの成長のためにも組み込みたいと思っています…。
麗と冴子の関係
つきかげのメンバーでのお気に入りは麗なので、どうしても麗の出番が多くなってしまって、この結果になりました。水城さんが、聖さんや、真澄と男女関係になってもあまり面白くないですよね?それこそありえない。
どのように二人の関係がかわっていくのか、続いていくのかは正直まだ考えていません。
これくらいでしょうか。またお時間あるときはいつでもご意見お聞かせください。30年待たされている仲間ですから、みなさん!!!
そして、ひとつお願いです。スマホやタブレットだとでてくるかどうかわからないのですが、
- ご意見フォーム
- Amazonほしいものリストの応援
- paypayで投げ銭ができるようなコード
を記事の下に貼るようにしています。応援いただければ幸いです。
応援いただいたものは、サイトの維持などのために使わせていただきます。
それでは、また、次から第4章の続きにもどります。万福軒で満腹になったマヤと麗が散歩して腹ごなしをするところから始まります。