月影千草

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第2章

ガラスの仮面SS【梅静039】 第2章 縮まらない距離 (19) 1984年冬

翌朝早く退院をして、そのまま稽古に向かうつもりだったマヤは水城の静止を受け、一日アパートでごろごろして過ごした。稽古は行きたかったけれど、確かに食欲もあまりなく、ここはあえて休んで正解だったと思った。沖縄の写真を見れば気分も落ち着くかな、...
第2章

ガラスの仮面SS【梅静038】 第2章 縮まらない距離 (18) 1984年冬

翌朝、社に向かう途中、真澄は、いろいろと思い起こしていた。 紫織との入籍をし、発表してからかれこれひと月がたったが、真澄はまだ紫織とベッドをともにしていない。正確にいうならば、鷹宮の紫織の部屋で一緒に寝るときもあるが、横で寝るだけで...
第2章

ガラスの仮面SS【梅静037】 第2章 縮まらない距離 (17) 1984年冬

ここ数回のあらすじ紅天女試演・決定までのスケジュール発表記者会見にて、紅天女保存委員会設立について発表がなされた。 その後、マヤと亜弓は二人きりでお茶をした。ひと月の間、亜弓はマヤの所在を知っていたことについて詫び、亜弓自身は目の状態につ...
第2章

ガラスの仮面SS【梅静036】 第2章 縮まらない距離 (16) 1984年冬

「源造、今日は疲れたわ。こんな贅沢な部屋、甘えてしまっていると思ったけれども、今日はここで良かったわ。」 「はい。奥さま。ゆっくりとお休みくださいませ。今日は、まさかの速水会長とのお顔合わせでお疲れになったでしょう。お食事はどうなさ...
第2章

ガラスの仮面SS【梅静035】 第2章 縮まらない距離 (15) 1984年冬

「一蓮が書きたかったことを書ける人を育てたいのです。一蓮の想いはもう誰も知ることはありませんが、紅天女を学んでもらって、そこから新たな話を書ける人物を育成したい。そして、それを演じる役者も育てたい。姫川亜弓と北島マヤにも力は借りますが、そ...
はじめに

ガラスの仮面 ~ 梅の花咲く谷。静かな海。~はじめに

はじめまして。ガラスの仮面 二次創作 SSです。 開始時の設定ならばマヤは1963年生まれ。 もう誕生日を迎えた平成31年3月3日の今日はすでに56歳のはず...です。 しかし、49巻のマヤはいまだ21歳のまま。 ...
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