ガラスの仮面 続き

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第4章

ガラスの仮面SS【梅静065】 第4章 運命の輪(7) 1984年春

真澄とマヤ、二人で部屋を出て、エレベーターでロビーに下りて行った。マヤは用心のために伊達メガネをかけ、大きなストールを真知子巻きして顔が目立たないようにしていた。うす紫のストールはマヤにとても似合っていた。 幸運にもエレベーターには...
第4章

ガラスの仮面SS【梅静064】 第4章 運命の輪(6) 1984年春

「よし。おい。源三さん。悪いがの。下のカフェに頼んで至急パフェをもたせてくれないかな。いや、待てよ。んー、今の季節はあんみつだ。よし。クリームあんみつにしよう。マヤさんはどちらでもいいね。よし、今日は和風の気分だ。千草。お前もあん...
第4章

ガラスの仮面SS【梅静063】 第4章 運命の輪(5) 1984年春

「実のところ、文だけは知っていた。気づいたんだ。わしが何に執着しているか。あいつは知っていた。わしが言葉にできていなかった部分もきっとわかっていた。 真澄、お前にとっては面白くないだろうし、わしに対する割り切れない部分でもあるだろう...
第4章

ガラスの仮面SS【梅静062】 第4章 運命の輪(4) 1984年春

「ふふぅっ。お前からその言葉が出るとはなぁ。長年の歴史かのう。マヤさんも年寄の戯言と思って聞いてくれ。真澄、お前は、そうだな。父親の腹の中を一度は知っておくのもよいだろう。お前は容姿も良く、美しい嫁さんを娶って、わしが抱えていたコンプレッ...
第4章

ガラスの仮面SS【梅静061】 第4章 運命の輪(3) 1984年春

ホテルの一室で マヤ、千草、速水親子の4人で、紅天女にまつわるいきさつを話し始める千草。千草の一蓮への想い、英介の想いなどが赤裸々に語られようとしています…。 「その頃ね。会長が私のファンになってくださってね…...
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